「酒井信義展」日本橋高島屋 [展覧会]
14日(月)に行ってきました。去年ギャラリー和田で観て、すっかりファンになってしまいました。
それ以前にも印刷物では観た事がありましたが、本物を観て、印刷物の百倍良いです。というか、印刷では絶対にわからない繊細さなのです。
すげ〜かっこいいので、絶対真似してやろうと、目を凝らしますが、一体どうやって絵の具の層を作ったのか?さっぱりわかりません。この色はどの色とどの色を混ぜて、こんな感じになったかとか?このマチエールをどう作ったのか?さっぱりわかりません。
おつゆでしゅっしゅっと描いた調子など、優れたデッサン力に裏付けられているのは間違いないのですが、オイルをどの位の割合にしたら、こういう調子が出るのか?ま〜たくま〜たくわかりません。
どうやって作ったのか?全然わからない。複雑で繊細な調子によって、ふわ〜っと、もわ〜っと、した空気感が表現されているのに、ぬるくならない。緊張感もあって、どうなってんだ〜?
写真みたいな絵をみんな巧いと言いますが、そんなの大した価値じゃないと思いますよ。
まいりました〜!と美術画廊の床にひれ伏したい気分でした。
日本橋本店での展示は終了してしまいましたが、これから、5カ所巡回しますので、機会がある人は見てみてほしいです。
大阪展2009/12/23-12/29
名古屋展2010/1/6-1/12
横浜展2010/1/20-1/26
新宿展2010/2/3-2/9
京都展2010/2/24-3/2
以上5カ所の高島屋の美術画廊で開催予定です。
わたしは横浜や新宿なら、行けるのでまた行っちゃおうかな?と思ってます。
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