Zepp Tokyo 2Days

２１、２２日２日間のエレカシの東京公演が終わった。

１日目は表エレカシ、２日目は裏エレカシという感じで、全くイメージの違うライブだった。

やった曲は同じものもあったし、時間だってだいたい２時間２０分・・・でも、全然違う・・・

１日目は新しいファンに向けて、自分たちの仕事を紹介している感じ。言いたい事を順序立てて、わかってもらおうと真摯に誠実に。定石通りというか正当派なじっくり丁寧なライブ。

２日目は馴染みの（長きの友人のような）ファンへ向けてのライブ。少しくだけた空気、前振りなしのいきなりの本題、思いつきの選曲・・・。懐に包み込むような近さ。

どちらも魅力的で、どちらも本当にかっこ良かったし、他の誰にも真似出来ないと思う。エレカシのファンって本当に幸せだな〜としみじみ

「絆」を聴いていて思ったんだけど、これって相棒シリーズ「鑑識・米沢守の事件簿」という映画の主題歌に採用された。映画でこの曲を聴くと主人公の別れた奥さんへ思いに聴こえたりする。だから、一般的に言うラブソングなのかもしれない。

だけど、聴く状況によっては、相手は石君（エレカシのギターリスト）かなと思えたり・・・男同士の友情にも聴こえたりする。

これをライブで聴くとなんと、相手は私たちファンのようにも聴こえたりして、こうなるとうるうる来てしまったりする。

この曲に限らず、宮本の書く「あなた」「きみ」「おまえ」は任意の対象者に向けているようで、時には人でさえないように、抽象的に聴こえる。なので、その時の状況や雰囲気、こちらの心境によって、無限にイメージが広がっていく。

普通のその辺のアーティストだったら、対象は恋愛対象の特定の女性に向けているイメージで、一般的なラブソングの領域を出る事はない。それを様々な愛情関係に変換出来るってことは・・・それってすごくない？と、思ったりするけど、エレカシファン以外にはわからないだろうな〜と思う。

そんなわけで、ファンとして愛されてる感のあるライブでもあって、とにかく幸せなのさ。こうなると惚気にちかい。うふふ

タグ：エレファントカシマシ

コメント 2

haseさん！　お元気でしたか！　安心しました。
最近精神的に辛い事（というか腹の立つ事）ばっかりだったのですが、エレファントカシマシのライブがちょうど良い時期にあって生き返りましたよ！　それもツアーなのに2種類の空気の違ったライブを見る事が出来るなんて。なんて幸せなんでしょう！
ほんっと、愛されてるって感じると幸せになれるよね〜、そして、ますます好きになっちゃう。単純にだまされてる!?のか（笑）。

では、今後とも宜しくお願いします！
idoc
by idoc (2009-05-24 15:08) 

あはは、ないない。だまされてないよ。
少なくとも、あの場では嘘はない。
例え終わった後、ケロッと忘れられてもね。

わたしも惚れ直しちゃいましたよ～うふふ。
by hase (2009-05-24 18:03)