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映画「まほろ駅前多田便利軒」 [ NO MOVIE NO LIFE !]

テレビ東京で1月期で放送されていた瑛太と松田龍平の主演のテレビドラマ「まほろ駅前番外地」が終了した。
めちゃくちゃ、笑えて、震えて、最後はぐっとくる。久々に見応えのあるテレビドラマだった。

後世に残るドラマの傑作と言っても過言ではないと思うが、内容がすこし過激なためか?深夜の放送だったため、観ているという人が周りにあまりいなかったのが、残念でならない。もっと、多くの人に見てもらいたいドラマだ。

先日も書きましたが、「まほろ駅前番外地」は、三浦しをん原作の「まほろ駅前多田便利軒」の続編です。
「まほろ駅前多田便利軒」は映画化もされていて、こちらも瑛太と松田龍平。
ドラマの終了間際にテレビでも放送され、観たが、これまたいい映画だった。
監督はドラマと映画では違う人のようだけど、ドラマでも出てくる。刑事の吉村や裏社会の若きボス星君、幼なじみの弁当屋も同じキャストになっていて、ちゃんとリンクしている。こういう脇をかためる人たちも高良健吾や大森南朗など脇役も豪華キャスト!贅沢なつくりだった。
(あれあれ?今ウキペディアで調べていたら、映画の監督は大森南朗の兄ちゃん大森立嗣だし、父ちゃんの磨赤児も出てんじゃん。ひょえ〜家族で1本映画が撮れちゃう。)


原作の小説は未読だけど、間違いなくいいものに違いないと思う。母が買ってきて今読んでいるので、後で借りようと思う。
まほろの舞台は三浦しをんが住んでいた町(町田)がモデルらしい。都会でも田舎でもない。
暗い過去を背負い一人便利屋をしているバツイチ男多田、偶然拾われていつの間にか同居して便利屋を手伝っている中学の同級生仰天。二人が様々な依頼を受けて奔走する中、様々な人間ドラマが繰り広げられる。
脱力した空気感の中、くくく・・・と笑えて、どうなるの?とハラハラさせて、最後はぐっというか、むむっとというか、胸をつかれる。
説明しようがない。兎に角、観るか読むかしてくれ!

主題歌もいい。映画はくるりだし、テレビドラマはフラワーカンパニーだし、エンディングはゆらゆら帝国のしと。ねっねっ、ちょっと来たでしょ。想像して、いいな〜って思ったでしょ!


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瑛太演じる多田もいいのだが、感心したのが仰天役の松田龍平!
このドラマと映画ですっかりファンになってしまった。
今まで、わたしが松田龍平に持っていたイメージはダークというかダーティなイメージで、
こんなにコメディもいけると思っていなかった。「まほろ駅前・・・」では、随分笑わせてもらったし、
ほっこり温かくもしてもらった。勿論、影もあるし、狂気もある。
そんな不思議キャラを演じられるのは、松田龍平しかいないと、思ってしまうほどの説得力があった。

是非、いつか、かつて松田優作が演じたテレビドラマ「探偵物語」のリメイクを松田龍平に演じてもらいたいと思う。松田龍平の工藤ちゃんはまた格別だろうと思う。

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そんな訳で、先日テレビ放映された大島渚監督の「御法度」も観ちゃいました。
映画の内容は、いつも大島渚の映画を観た後、感じるように「わかったような、わからないような」気分でした。
でも、松田龍平は良かったですよ。これがデビュー作だそうですが、いきなりでコレが出来ちゃうんだからただ者ではないよな〜。「舟も編む」も観たくなっちゃったよ。馬締さんはまた違った感じなんだろうと思う。
どんな役でも出来るのかな〜、これから凄く楽しみです。

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