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映画「舟を編む」 [ NO MOVIE NO LIFE !]

ゴールデンウィーク初日で街がみんな、なんだか浮かれてて朝からわきゃわきゃしていて、居心地悪い。
しかし、今日しか都合がつかず、やむを得ず、落ち着かない街へ映画を観に出かけた。

原作:三浦しをんの小説を映画化したもの。主演は最近その魅力にはまりつつある松田龍平。
雰囲気のある映画だったし、結構豪華キャストだし、まあまあそこそこ良かったです。
松田扮する馬締くんの純なラブストーリーがスパイスな程度で、
あとは辞書編集の世界を淡々と描いている。言っちゃあなんだが地味な映画だ。ドキドキ感を期待する人には薦められない。
小さな笑いがあったり、人間模様があったり、辞書作りの特殊な世界が面白かったりもあるけど、
原作小説の内容からすると、ダイジェスト版というか、あっさりした出来だった。

わたしが好きなエピソードが数々省いてあって、がっくし!
特に西岡ファンとしては、後に辞書編集へくるであろう人のために仕掛けたいたずらとか?愛妻弁当ならぬ愛人弁当を食べる大学教授を黙らすとこなんか、よかったんだけどな〜。将来奥さんになる人だけが西岡の気持ちをくんでくれている所なんかも、映画の描き方では物足りなかった。
西岡を演じたのはオダギリジョーで、イメージは割と合ってました。そこは満足です。

松田龍平も流石でした。きょど(挙動不審)っていても、どこか魅力的で、その人の持って生まれたオーラを感じました。
馬締君のイメージも出てたし、達者ではありました。
しかし、病院の廊下を走ってしまうシーンで、ほぼシルエットだし、普通に走っているだけかもしれないけど、
かっこいい。20歳代の走り方。駄目です。この時は馬締君はきっともう40近く。20歳代の筋肉で颯爽と走ってはいけないのです。
松田龍平もまだまだ青いなと感じた瞬間でした。
そこだけだけどね。あとは恐るべし!って感じでした。

その後、焼肉屋へ行ったら、めっちゃ混んでいて、帰宅したらどっと疲れました。
そんなわけで、都合つけて、頑張って行ったけど、まあまあそこそこな映画だったので、すかっとはしませんでした。石井裕也監督ってあんまり知らない。これからの人なのかもしれない。

興味ある人は、原作小説を読むべし!
余力あれば・・・映画へ・・・

舟を編む

舟を編む

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/09/17
  • メディア: 単行本



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