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明日の白日会へ向かってばく進中! [日記]

日記って続かないな〜何をやらせても三日坊主なわたし。7月か・・・

嵐のような展覧会が終わった後、他の色んなグループ展の事務作業やら、なんやら・・・

大事なプリンターが故障する。どうしよう修理するお金ないよ。(グループ展の会費から出してもらうことに、長年、プリンター君もわたしも身を粉に貢献してきたつもりなので、許してたもれ!)

そんなこんなの内に一本グループ展が終わり・・・
やっとの想いで、額屋さんに支払いをしたら、映画一本、本1冊、買うお金がないのに、追加の請求がくる・・・ひいいい〜もうやめて〜。まだ支払えてません。

それなのに、飲み会で獺祭のスパークリングをボトルで注文する。リッチなのか?ビンボーなのか?わからない生活だ。基本的にそんなに飲まないので、おいしいのを1本飲みたい派なの。
ビンボーなので、なるべく外食はひかえ、会社にはお弁当を持参するつましい生活。

8月に高島屋本店で「明日の白日会展」があり、出品者に選抜されたので、ただ今製作中だ。
美術雑誌の広告に画像を載せてもらえるそうなので、他の出品者より、早い〆切。
嬉しいやら、悲しいやら・・・。そうこうしている内に、アトリエのクーラーが壊れました。
ねっ、ねっ、熱中症になる〜バタっ!

近況報告まで。




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2つの展覧会をほぼ同時開催! [展覧会]

「Exhibition-体感する色-vol.2」
                        2013.5.27.mon.~6.1.sat.
中央区銀座1−8−8三神ALビル1階 03-3561-4207
白日会の女性の作家果醐季乃子、長谷川晶子、吉住裕美による三人展です。第二回目。
絵画は視覚だけでなく、五感を使って描くもの。そんな意味の展覧会のタイトルです。

わたしの在廊予定は
初日は一日在廊。28日(火)〜12時、29日(水)〜17時、6月1日(土)は15時半〜

wada13.jpg

「ROUMAN浪漫〜花開く作家たち」
           2013.5.29.wed.~6.4.tue.

宇田川格、大平嘉和、果醐季乃子、佐藤陽也、田村容子、白田彩乃、長谷川晶子、吉住裕美
こちらも白日会に所属する若手作家8人展。
写真のような写実だけが白日会ではない!対象から得た情報を五感で捉え、色面や抽象性も取り入れ、浪漫チックな表現に取り組んでいます。
今年から、白日会の公式展覧会のひとつ「明日の白日会」が日本橋高島屋で開催される事になりました。その記念として企画してくださったものです。
白日会の公式展ではありませんが、この「ROUMAN浪漫〜花開く作家たち」を、わたしは裏・明日白かな?と思っています。裏と言っても卑下した意味ではないですよ。前哨戦みたいな気持ちです。

takasimayasinjuku13.jpg

わたしは、初日18時〜、6月2日(日)、3日(月)在廊予定

銀座と新宿とちょっと電車移動になりますが、どちらも観ていただきたい!
どうかよろしくお願いします。


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映画「舟を編む」 [ NO MOVIE NO LIFE !]

ゴールデンウィーク初日で街がみんな、なんだか浮かれてて朝からわきゃわきゃしていて、居心地悪い。
しかし、今日しか都合がつかず、やむを得ず、落ち着かない街へ映画を観に出かけた。

原作:三浦しをんの小説を映画化したもの。主演は最近その魅力にはまりつつある松田龍平。
雰囲気のある映画だったし、結構豪華キャストだし、まあまあそこそこ良かったです。
松田扮する馬締くんの純なラブストーリーがスパイスな程度で、
あとは辞書編集の世界を淡々と描いている。言っちゃあなんだが地味な映画だ。ドキドキ感を期待する人には薦められない。
小さな笑いがあったり、人間模様があったり、辞書作りの特殊な世界が面白かったりもあるけど、
原作小説の内容からすると、ダイジェスト版というか、あっさりした出来だった。

わたしが好きなエピソードが数々省いてあって、がっくし!
特に西岡ファンとしては、後に辞書編集へくるであろう人のために仕掛けたいたずらとか?愛妻弁当ならぬ愛人弁当を食べる大学教授を黙らすとこなんか、よかったんだけどな〜。将来奥さんになる人だけが西岡の気持ちをくんでくれている所なんかも、映画の描き方では物足りなかった。
西岡を演じたのはオダギリジョーで、イメージは割と合ってました。そこは満足です。

松田龍平も流石でした。きょど(挙動不審)っていても、どこか魅力的で、その人の持って生まれたオーラを感じました。
馬締君のイメージも出てたし、達者ではありました。
しかし、病院の廊下を走ってしまうシーンで、ほぼシルエットだし、普通に走っているだけかもしれないけど、
かっこいい。20歳代の走り方。駄目です。この時は馬締君はきっともう40近く。20歳代の筋肉で颯爽と走ってはいけないのです。
松田龍平もまだまだ青いなと感じた瞬間でした。
そこだけだけどね。あとは恐るべし!って感じでした。

その後、焼肉屋へ行ったら、めっちゃ混んでいて、帰宅したらどっと疲れました。
そんなわけで、都合つけて、頑張って行ったけど、まあまあそこそこな映画だったので、すかっとはしませんでした。石井裕也監督ってあんまり知らない。これからの人なのかもしれない。

興味ある人は、原作小説を読むべし!
余力あれば・・・映画へ・・・

舟を編む

舟を編む

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/09/17
  • メディア: 単行本



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映画「まほろ駅前多田便利軒」 [ NO MOVIE NO LIFE !]

テレビ東京で1月期で放送されていた瑛太と松田龍平の主演のテレビドラマ「まほろ駅前番外地」が終了した。
めちゃくちゃ、笑えて、震えて、最後はぐっとくる。久々に見応えのあるテレビドラマだった。

後世に残るドラマの傑作と言っても過言ではないと思うが、内容がすこし過激なためか?深夜の放送だったため、観ているという人が周りにあまりいなかったのが、残念でならない。もっと、多くの人に見てもらいたいドラマだ。

先日も書きましたが、「まほろ駅前番外地」は、三浦しをん原作の「まほろ駅前多田便利軒」の続編です。
「まほろ駅前多田便利軒」は映画化もされていて、こちらも瑛太と松田龍平。
ドラマの終了間際にテレビでも放送され、観たが、これまたいい映画だった。
監督はドラマと映画では違う人のようだけど、ドラマでも出てくる。刑事の吉村や裏社会の若きボス星君、幼なじみの弁当屋も同じキャストになっていて、ちゃんとリンクしている。こういう脇をかためる人たちも高良健吾や大森南朗など脇役も豪華キャスト!贅沢なつくりだった。
(あれあれ?今ウキペディアで調べていたら、映画の監督は大森南朗の兄ちゃん大森立嗣だし、父ちゃんの磨赤児も出てんじゃん。ひょえ〜家族で1本映画が撮れちゃう。)


原作の小説は未読だけど、間違いなくいいものに違いないと思う。母が買ってきて今読んでいるので、後で借りようと思う。
まほろの舞台は三浦しをんが住んでいた町(町田)がモデルらしい。都会でも田舎でもない。
暗い過去を背負い一人便利屋をしているバツイチ男多田、偶然拾われていつの間にか同居して便利屋を手伝っている中学の同級生仰天。二人が様々な依頼を受けて奔走する中、様々な人間ドラマが繰り広げられる。
脱力した空気感の中、くくく・・・と笑えて、どうなるの?とハラハラさせて、最後はぐっというか、むむっとというか、胸をつかれる。
説明しようがない。兎に角、観るか読むかしてくれ!

主題歌もいい。映画はくるりだし、テレビドラマはフラワーカンパニーだし、エンディングはゆらゆら帝国のしと。ねっねっ、ちょっと来たでしょ。想像して、いいな〜って思ったでしょ!


まほろ駅前多田便利軒 スタンダード・エディション [DVD]

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瑛太演じる多田もいいのだが、感心したのが仰天役の松田龍平!
このドラマと映画ですっかりファンになってしまった。
今まで、わたしが松田龍平に持っていたイメージはダークというかダーティなイメージで、
こんなにコメディもいけると思っていなかった。「まほろ駅前・・・」では、随分笑わせてもらったし、
ほっこり温かくもしてもらった。勿論、影もあるし、狂気もある。
そんな不思議キャラを演じられるのは、松田龍平しかいないと、思ってしまうほどの説得力があった。

是非、いつか、かつて松田優作が演じたテレビドラマ「探偵物語」のリメイクを松田龍平に演じてもらいたいと思う。松田龍平の工藤ちゃんはまた格別だろうと思う。

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  • 出版社/メーカー: 東映ビデオ
  • メディア: DVD

そんな訳で、先日テレビ放映された大島渚監督の「御法度」も観ちゃいました。
映画の内容は、いつも大島渚の映画を観た後、感じるように「わかったような、わからないような」気分でした。
でも、松田龍平は良かったですよ。これがデビュー作だそうですが、いきなりでコレが出来ちゃうんだからただ者ではないよな〜。「舟も編む」も観たくなっちゃったよ。馬締さんはまた違った感じなんだろうと思う。
どんな役でも出来るのかな〜、これから凄く楽しみです。

御法度 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 松竹ホームビデオ
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展覧会スケジュール2013 [展覧会]

今年の展覧会スケジュールです。
なんじゃこりゃあ、急に展覧会が増えましたぞ[exclamation]


5月18日(土)〜5月22日(水) 白日会関西展 近鉄百貨店阿倍野店(阿倍野/大阪)
4月に国立新美術館で開催された白日会展の出品作品で選抜された人の作品が展示されます。わたしのはF130の大作1点、大宥美術賞を受賞しました。


5月27日(月)〜6月1日(土) 第2回exhibition〜体感する色〜 ギャラリー和田(銀座/東京)
昨年からやらせて頂いている展覧会で、白日会で写真のような写実とは違い、体験によるイメージや色彩による表現をする女性の作家三人展です。果醐季乃子、長谷川晶子、吉住裕美。F30と小品数点ずつ。


5月29日(水)〜6月4日(火) ROUMAN浪漫〜花開く作家たち 新宿高島屋(新宿/東京)
対象と対話しつつロマンチックな表現をする白日会の若手作家8人のグループ展。F50と小品2点ずつ。宇田川格、大平和嘉、果醐季乃子、佐藤陽也、白田彩乃、田村容子、長谷川晶子、吉住裕美。


6月17日(月)〜6月22日(土) 15人の表現者たち展 K's gallery(京橋/東京)
抽象表現を好む画廊です。若手作家15人のそれぞれの個性的な作品が並びます。2点くらいかな?
井上ナナ、岩間利恵子、上野謙介、風見規文、香山洋一、KURO、小島香、佐野妙子、高橋輝雄、長谷川晶子、船戸厚志、前澤心太郎、三木コヲジ、山崎りょう、吉窪茜。


7月4日(木)〜7月10日(水) 平田英子・果醐季乃子・長谷川晶子三人展 近鉄百貨店橿原店(橿原/奈良)
白日会の女流作家3人展。先輩作家の平田英子さんの胸を借りるつもりで頑張ります。7点出品ずつ。


8月21日(水)〜8月27日(火) 明日の白日会展 日本橋高島屋本店(日本橋/東京)
白日会公式展のひとつで、これからの白日会を担う若手作家展。
今年から会場が日本橋高島屋へ移り、リニューアル。20名選抜でより厳選されました。作品も1ずつではなく、F50とF10の2点ずつ。かなりのシビアな力が問われる展覧会。それだけ緊張感のある物が見られると思います。


9月12日(木)〜9月21日(土) 「私の横浜」展 gallery ARK(横浜/神奈川)
「横浜」をテーマにした展覧会。街も海も山もあって、描いても描いても描ききれない程、絵になる街です。
小品2点ずつ。中華街も元町も近い石川町の画廊です。遊びに来てみて下さい。
上田耕造、梅野顕司、蛯子真理央、岡田高弘、果醐季乃子、関口雅文、寺久保文宣、長谷川晶子、広田稔、和田直樹


他、細かいのいろいろ。11月には白日会神奈川支部展、12月には恒例のアニマート展もあります。

興味をもたれた方、是非会場にお越し下さい。
全て、新作の予定ですので、全部見ても、作品はかぶりませんので、楽しんで頂けると思います。

どうぞよろしくお願いします。[わーい(嬉しい顔)]






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やった〜!大宥美術賞受賞! [展覧会]

第89回白日会展、はじまりました。
大宥美術賞を頂きました。
そして今年は第二室に飾られました!
うっほほ〜。[ぴかぴか(新しい)]

この数年迷走しまくっていた気がします。
今回の作品は、そこから抜け出して、ひとつの答えが出た感じでスッキリはしました。
でも、決して新境地を切り開いたわけではないので、進歩した訳ではない。

これからまだまだ長い絵描き人生。分からない事だらけ?
また迷ったり、悩んだり、ぐちゃぐちゃしなら、歩いて行くと思います。
恐ろしくもあるので、あまり浮かれてもいられない。

若手の急進も早くて怖い。
でも、出る釘を必死になって、叩かなきゃならないような駄目な大人には、なりたくないな〜。
それには・・・頑張らなくちゃ・・・だよね。



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第89回白日会展 [展覧会]

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今年も白日会の季節になりました。
初出品をしてから5年目です。会員2年目。
日頃は描かないような大作を描く事がすごく苦しかったけど、
今回はすごく楽しめました。
赤い作品のこだわりはなくして、今回は青と黄で、夕暮れの街を描きました。
どう評価されるか?ドキドキです。[揺れるハート]

第89回白日会展
3月20日(水)〜4月1日(月) 火曜日は休館
10:00~18:00(入場17時まで、最終日14時まで)
国立新美術館(乃木坂駅から直結。六本木駅からも歩けます。)

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「舟を編む」三浦しをん [NO BOOK NO LIFE !]

ドラマの「まほろ駅前番外地」を毎週観ているけど、コレがめっちゃ面白い。
松田龍平の新境地! 
松田龍平ってなんだかダークなイメージで、影のある役が多くて、
こんな力の抜けた笑える役って、はじめてな気がします。
役立たずって感じなのに、なんだか結構うまい事いって、愛すべきキャラクターで、
毎回毎回、笑えて、でも、最後はなんだかほっこりとします。

そんな松田龍平は、同じ三浦しをん原作の「舟を編む」という映画で主演の馬締光也をやるらしい。
馬締光也は、定年する辞書の編集のベテラン社員にスカウトされ、辞書編集部へ移ってきた若き社員で、名前のごとく真面目、徐々に辞書編集にのめり込んでいく。
え〜、松田龍平っぽくない。なんで、三浦しをんの好みなの?と不思議に思ったけれど、
「まほろ駅前・・・」を観て、良いかもしれないと今は思っています。

舟を編む

舟を編む

  • 作者: 三浦 しをん
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2011/09/17
  • メディア: 単行本
三浦しをん、気に入っちゃいました!
日本の女性の作家は花盛りだね〜[黒ハート]
「まほろ駅前・・・」もそうだけど、笑えてほっこり。
辞書編集に関わる人たちの人間模様が描かれてして、誰もが一生懸命で情熱を注いでいて、読んでいて、こちらも夢中になってしまう。そんなに丁寧に、色々こだわって、作り上げるものだなと知ると、こちらも応援したくなるし、辞書というものに愛おしさを感じるからすごい。
辞書編集なんて、おかたいイメージだけれど、馬締君のLOVEストーリーが組み込まれていたり、それぞれの登場人物のキャラクターもたっていて、全員好きになっちゃう感じなのです。
わたしは特にチャラ男の西岡さんが気に入っていて、馬締君より好きです。
チャラチャラした影で、ちゃんと周りに気をつかってます。ナイスつっこみとナイスフォロー。照れくさいので表には出さないけど、辞書作りに自分のやり方で貢献しています。化粧テクニックで小綺麗だけど、本当はそんなに綺麗じゃない、でも気の置けない(本当の意味で)いい女とつきあってます。新しく入ってきて、戸惑い悩める編集者をさりげなく救います。←やっぱり、西岡さんは、なかなかいい。可愛いです。好きです。

若い馬締君が辞書編集部にやってくる所からはじまって、辞書が出来上がるのは15年後。
小説自体はそんなに長くはないけれど、その中に流れる時間は長く、内容も濃い。
この辞書を欲しくなってしまいました。
この物語の中で作っている辞書の名前は「大渡海」・・・言葉の海を辞書という舟で渡る。という意味らしい。
「大渡海」の装丁は、この「舟を編む」の装丁と同じになってたり、結構凝ってる。
「図書館戦争」もだけど、最近、本を愛する事を小説で表現する物が多い。読んだ事はないけど、
「ビブリア古書堂の事件帖」(ドラマは見てます)もだね。

ほっこり後味の良い小説でした。
映画も観てもいいかな〜。三浦しをんももっと読もうかなと思っている。


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白日会の作品仕上がりました! [展覧会]

ご無沙汰しております。
1,2月は久々に白日会のみに集中して制作できて、充実してた。
もともと、絵の具はたっぷり使う方ですが、今回は絵の具のノリが良く、思いっきりのせたので、気持ちよかったです。
この何年間かは、何故だか絵の具をたっぷりのせるのが、怖くて、どうしても、うす塗りになってしまっていた。
小品では、それでも、問題ないけど、やはり130号の大作になると、絵の具の物質的な強さは、相当のせたと思っても効果として現れる程のせるには、半端無い量の絵の具を使わないといけない。
それが臆病になってちまちま描いていたので、本来の自分の絵の具使いになっていなかった気がします。

しかし。コバルトブルー20号チューブを3本を使うのは、貧乏人にはつらかった。(他にセルリアンブルー2本、カドミウムレッドディープ、カドミウムイエローレモンも・・・高い絵の具ばっかじゃん[たらーっ(汗)] その上、買い置きのロールキャンを使い切ってしまった。どうするんだ?次の作品は・・・[がく~(落胆した顔)]
大作の制作って、時間、体力、気力もさることながら、お金も使うよね〜。
もうすっからかんさ〜[ふらふら]

本日、業者へ引き渡し、ほっと一息。
しかし、次の〆切が迫っていて、のんびりはしていられない。
でも、今年は何だか出来そうな気がする。
根拠のない自信がふつふつと・・・不思議だね、人間って結構気分の生き物だなと思う。[晴れ]

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「図書館戦争」 有川浩 [NO BOOK NO LIFE !]

図書館戦争  図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)

図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (角川文庫)

  • 作者: 有川 浩
  • 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
  • 発売日: 2011/04/23
  • メディア: 文庫

あ〜面白かった〜[ハートたち(複数ハート)]

「図書館の自由に関する宣言」から、インスピレーションを得て、描いた小説だという。
本を読むという、インドア的で静の行為と戦うという、アウトドア的な動の行為を組み合わせたタイトルも斬新だと思う。

検閲に反対し、表現の自由を守るというまじめなテーマなのに、
「きゃー堂上教官、かっこいい!」とか、「郁〜堂上に贔屓されてて、ずる〜い」だとか?
「小牧さん、ナ〜イスフォロー(つっこみ)!」とか・・・
終始、ラブコメを読んでる感じの空気感になってしまう。
そして、両方のテーマがなんの違和感もなく、同じ世界に存在していて、すんなり受け入れられてしまう。
流石です。

近未来の日本。あらゆるメディアは監視されるべきと、良化法に基づき強行に厳しい検閲をしようとするメディア良化委員会と、その不当な言論弾圧に武力をもって立ち向かうのが図書館。
図書館の職員の中で、この武力を行使する軍隊が図書館隊。
郁は高校生のときに出会った図書館隊員に憧れて入隊。そこで様々な経験と出会いがあり・・・

なんてあらすじだけど、この小説の面白さはあらすじで説明しても伝わらないと思う。
こんな事あってたまるか!と思うようなおそろしい設定だけど、だって本を守るために本当にドンパチするのだから、恐ろしい話だ。
でも、メディアの規制は結構現実の日本だってうるさい。ぼんやりしていると、いつの間にか、こういう弾圧に負けてコントロールされてしまうかもしれない。決して無いともいえない話なのだ。
図書館の自由に関する宣言の中にある「図書館の自由が侵されるとき、われわれは団結して、あくまで自由を守る。」という言葉通り、図書館隊がかかんに戦ってくれるので、読みながら拳を握って「そうだ表現の自由を奪われては行けない!」と勇ましい気分になってくるのだ。
ここで軍隊ってのが凄いけど、そこはミリタリー好きな有川浩なだけあって、実に事細かに設定されているので、妙に現実感があるのだ。
 
この小説の魅力は個性的で魅力的なキャラクターの登場人物だ。
キャラがたってる小説はシリーズものになりやすい。例えば、「温泉旅行」と設定をしただけで、このキャラだったら、こういう事面白い事になると、妄想が止まらなくなるからだ。
実際シリーズ4巻に、スピンオフらしきものもあるらしい。嬉しい楽しみ。

相変わらず、徒然に書いた感想ですまん。ほとんど、自分のための覚え書きに近い・・・

次は三浦しをんへ行こうと思っていたが、まだ借りられていないので、
「図書館戦争Ⅱ」を買ってみたが、これはシリーズ2巻ではなかったみたい・・・
母が川上未映子の「ヘブン」を貸してくれたので、そちらを先に読もうと思う。
川上未映子は「乳と卵」で芥川賞受賞した作家という事は知っているが、今まで読んだことがない。
以前テレビで宮本浩次と対談したのを観た事があって、ちゃんと宮本の話を聞いてくれていたので好感は持っている(笑)。
女性作家は花盛り。読んでも読んでも面白い小説がつきる事は無い。

ヘヴン (講談社文庫)

ヘヴン (講談社文庫)

  • 作者: 川上 未映子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2012/05/15
  • メディア: 文庫




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